ニキビができると白い芯を目で確認することができるでしょう。これを潰したいという衝動に駆られる人も多く、他人のニキビを潰したがる人もいるくらいです。潰すことで治るのも早くなる一方、ニキビ跡になりやすくなるのも特徴です。
潰すのは正解でもある
実際、ニキビを潰して治療をしているクリニックもあります。これは専用のレーザーや針などを使って行う圧出治療と言われています。医師が施術をすることに意味があります。よってニキビは潰すのが正解というのは、あながち間違えではありません。しかし潰していいニキビとそうではないニキビがあります。
潰して良いニキビとは
潰して良いニキビは、白・黒ニキビと言われる初期のニキビです。皮脂であるコメドと呼ばれる白い芯、またはそれが空気中の物質で汚れたり、酸化することで黒くなるときは、潰しても良いニキビになります。自分で潰すとニキビ跡になる可能性がありますので、クリニックの医師と相談しましょう。また潰してはいけないニキビは、炎症を起こしているニキビです。赤や黄・紫など一目見ただけでわかる変色したニキビは、潰してはいけないものです。これを潰すとメラニンが色素沈着を起こしシミになったり、またクレーター跡になる原因になります。
鼻にする角栓除去パックなど、ニキビ予防として効果がありますが、目に見えるニキビを潰すというのは考え物です。多くの人は、指で潰すことになりますが、その指には多くの雑菌が付着しています。その雑菌から炎症を引き起こす可能性もあります。自分でする場合は、そのリスクを把握してから行うようにしましょう。跡になると一生とれないこともありますので、そのリスクをよく理解しておくことが大切です。
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ニキビのできかた
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